でも使える時間は限られているから。
新刊が出ると必ず買っている漫画家が、
シマトラこと島田虎之助。
第二作「東京命日」に深く感動して、
全作(といっても3作だけど)持っています。
最新作「ダニー・ボーイ」を買いました。
本作は男性ミュージカル俳優の「歌」を記憶した、
人々の記憶を描く短編で構成されていて、
一冊で「ひとつの物語を語る」という、
シマトラお得意のパターン。
一人の忘れられた男の歌を
「記憶」していた人々はハリウッドの女優から、
「いちばん 大きな うぶ声」を記憶していた
助産婦まで。
彼の名前を知っているものもいれば、知らないものもいる。
ただ、皆が心に留めているのは「彼の歌」の記憶。
人々の記憶の断片を繋ぐ事で、
一人の男の人生を浮かび上がらせる
僕のお友達 またはここを見てくれる人たち
今でも夢を追いかけて
歌い続ける人たち
音を奏でる人たち
描き続ける人たち
演じ続ける人たち
是非読んで欲しいなと思いました。
たくさんの人たちが 僕の歌をほめてくれた
大人たち 子供たち
よく知った人々‥
今ではもう思い出せない人たち…
あの歌 僕が歌った あの歌は
今、どこにいるのか
あの人たち
あの人たちの
耳に届いた歌は
久々に涙を流しました。
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