そんなこと全く思っていないのに、
むしろ逆の生き方をしているのに、
そう思う瞬間があるのです。
思い出は影法師。
今の自分の影法師。
その影法師が、年々濃くなっていく。
「イマの自分」にぶら下がるように
繋がっていた影が、まるで
意思を持っているかのように
首をもたげるような。
「どっちが影なのか わかりゃしない」
思い出が影法師なのか?
もしかして、今の自分こそが
「思い出の影法師なのではないのか?」
身体が だんだん薄くなっていって
とうとう消えてしまいましたとさ
最後に残ったのは 影法師
それこそ生きた証
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